【カンボジア ロックダウン 新型コロナウイルス情報】カンボジア不動産はアンナアドバイザーズ

2021/04/21

こんにちは、アンナアドバイザーズの荒木杏奈です。
カンボジアは4/14〜4/16までがお正月期間でした。本来であれば街中がお祝いムードに包まれ、多くの地方出身者が首都プノンペンからそれぞれの田舎に戻る時期でしたが、4/15からロックダウンになってしましました。

現地の弊社スタッフは、カンボジア政府による規制で、外出時にドキュメントを持参する必要があったり、いくつか制限が出ています。
日々規制が変わっているので、大使館や日本人会からの最新の情報をチェックして、可能な限り在宅で仕事をしております。

カンボジアの新型コロナウイルスの感染は、他国に比べればまだ低いレベルにありますが、国内感染に歯止めがかからなくなりつつあります。死者は29名(4/4から10名増)です。
4/11の保健省の発表によれば、累計陽性者数は4238名(同1549名増)となっています。治癒数は2186名(同533名増)です。先週の新規陽性者のうち、1546名は2/20の市中感染事件による陽性者でした。それ以外の先週の海外帰国・入国者の新規陽性は3名でした。

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カンボジア政府は14日深夜、首都のプノンペンなどで15日から28日までロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。プノンペンでは2月下旬に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、その後市中感染が急増している。医療体制が貧弱なこともあり、厳格な措置に踏み切った。

カンボジアでは累計の感染者が約5000人にとどまっているが、2月下旬以降に4000人以上の市中感染が確認されている。現地メディアによると、今月9日に国内で576人の感染者が確認され、1日あたりの感染者として過去最多になった。カンボジアの人口は約1700万人。これまで周辺国と比べて感染者を抑え込んできたとされていた。

プノンペンなどでは当局から許可を受けた職場への通勤は、職業証明書などを所持していれば許可される。食料や日用品などの買い物は居住地の最寄りの場所で週に3回を超えない範囲で可能という。カンボジアでは2月10日にワクチンの接種が始まっている。

参照:日本経済新聞社

在カンボジア日本大使館のHPでは、カンボジア国内全域の主な規制がまとめてあります。

カンボジア国内の主な規制(移動制限や外出禁止など)

自由な行き来ができず、銀行なども営業していないところが多く、生活もお仕事にも支障は出ておりますが、カンボジア政府は、即ロックダウンを決定しましたので、新興国ならではのスピード感と柔軟さは素晴らしいと思います。

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荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

宅地建物取引士 / 1984年生まれ、東京都出身。
大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。
2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。

著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
   はじめての海外不動産投資